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あるチョコレートの話



あたしはエジプトの土産のチョコレート。あたしには、体内に取り込むとエッチな気分になって性感が過敏になって熱を孕む媚薬が入っている、らしい。このあたしの所有者の高崎掌(たかさきしょう)が言ってた。
「で、このチョコレートで僕らの可愛い由貴をめちゃくちゃにしない?」
黒髪に最近流行りのお洒落な眼鏡をかけた、いかにも優しく軽い正統派モテ男って感じの掌の前には、男が二人。黒い髪に白いメッシュを入れて、銀色みたいな灰色の瞳のセクシーな方が檜垣志乃(ひがきしの)、黒い長髪を一つに結んだ、いろんなところで頼りにされていそうなしっかりした雰囲気の関西弁の方が八草宗一(やくさそういち)。
「私は反対だ。姫はそのようなことを望んでないし、それは卑怯な人間のすることだ。第一、私は姫を自分自身の魅力で手に入れられる」
「なーにゆうとんやろか、このナルシスは・・・。しかして、わいもあんましその計画に賛成できんわ。由貴泣かしたいん?自分」
宗一が呆れた顔で言うと、掌はにっこり笑った。
「もちろん、鳴かせたい」
「あっちゃー、駄目やこいつ話にならん。漢字ちゃうやろ。わざとの誤変換か?」
「志乃も鳴かせたい派じゃん」
掌が宗一を無視してにやにやしながら志乃を見る。
「当たり前だ。宗一もだろう」
「そりゃ、由貴とあわよくばと考えんことないで。ただ掌のはやり方が汚すぎるやろ」
「ヤり方ねぇ」
「せやから、誤った変換すなや・・・」
このイケメン3人は幼なじみで、揃いも揃って幼馴染みの鶴岡由貴(つるおかゆき)ちゃんが好きみたい。由貴ちゃんって、どんな可愛い子なのかしら。




「反対してたのに結局こうなるんだ」
掌が言って、二人を見た。
「私も姫に用があるからな」
「由貴の貞操をみすみす奪わせると思うなや」
ここが、例の由貴ちゃんの家らしく、標札には鶴岡の文字。あたしはわくわくして掌がインターホンを押すのを待った。
「・・・あのさ、中学卒業して、僕達4人別々の高校入学したよね。で、皆それぞれ忙しくて、由貴に会うのも良くて週一。んで、僕達と違って由貴は男子校に入ってる。・・・僕達早く由貴を恋愛の関係で繋ぎとめなきゃ、手遅れになるよ?」
先程までと打って変わって真面目な掌の言葉に、二人も真剣に掌を見た。っていうか、由貴ちゃん男子校!?男の子なの?
「せやからって、薬はないやろ」
「わかってないなぁ。男同士のセックスは大変なんだよ。女の子達にも言えるけど、肝心なのは最初だ。イタイ、サイアクって思わせたら最後、可愛くあんあん鳴いてくれない」
二人がぐっと黙る。
「そんで、今日エッチ楽しんだらさ、由貴に誰を彼氏に選ぶか聞こう。僕達3人は同じところからスタートしてる。ほぼ同じ記憶を共有して、由貴のことが好き。今日ならフェアに戦えると思わない?」
掌の言葉に、二人はまだ黙ってる。
「ま、どうせ宴が始まれば、参加せずにいることなんて無理でしょ」
掌はインターホンを押した。




あたしはどきどきしながら由貴ちゃんの登場を待った。暫くすると、ドアが開く。
「掌?」
きゃー!可愛い!!現れたのは、天然ものらしいつやつやの茶色いショートヘアで、くりくりの瞳と桃色の唇、声はちょっと高めの男の子だった。近くの男子校の夏の制服を着てるから、男の子だってわかるけど、女の子も憧れるような、可愛さ。身長は160ちょっと。3人が長身だから、余計に小さく見える。
「姫、誰か確かめずにドアを開けるのは感心しないな」
「志乃、宗一も!!掌、志乃と宗一も呼んでくれたんだ」
にこにこしながら由貴ちゃんが言う。
「由貴、志乃が言うとおり本当に危ないよ?由貴は可愛いんだから」
掌の言葉に由貴ちゃんはぷぅと膨れて、可愛いって言われても嬉しくないと言った。
「由貴、掌が言うとったけど、今日、由貴のおとんとおかんおらへんの?」
「うん。帰ってくるのは、明日の昼かな。どうかしたの?」
由貴ちゃんの返事に宗一が複雑な顔をした。


「掌、例のチョコレート、持ってきてくれたんでしょ?ねぇ、食べてもいい?」
リビングに3人を迎えた由貴ちゃんはお茶を出して、きらきらした表情で掌に言った。掌は、はいとあたしを差し出した。
「兄さん、今回はエジプトに行ったみたい」
「わぁ、大きいね。掌のお兄さんのお土産、美味しくて好き。それも、チョコ・・・!」
うっとりと言った由貴ちゃん。そうとうチョコレートが好きみたいで、あたしは誇らしくなる。
「エジプトのチョコなんて、どんな味かな」
「あ、由貴、このチョコレートは一日に半分しか食べちゃ駄目」
あたしを手に取った由貴ちゃんに掌が言う。あたしは由貴ちゃんに割られて、半分を食べられた。




あたしは本当に凄いチョコレートだったみたいで、由貴ちゃんは10分もしないで異変を訴えた。
「ぅ、・・・あつぃ・・・。皆は、へいき・・・?」
室温は20度。言うまでもなく、あたしを食べたのは由貴ちゃんただ一人。
「きゅ、に、かぜひくことって、ある?」
ソファーに力無く凭れて、由貴ちゃんは甘い息を吐く。小動物みたいに震えながら、体をよじった。
「はぅ・・・。・・・!」
由貴ちゃんが何かに気づく。みるみる先程までとは比べものにならないくらい顔を真っ赤にほてらせて、ソファーの上で足を抱えてで小さくなった。ひざ頭二つに顔を埋めてしまう。
「ぼ、ぼく、きょ、へんだから、みんな、も、かえって・・・おねが、でてってぇ・・・」
いやらしい、涙声。あたしはもちろん、他の3人は由貴ちゃんに何が起こったのか、わかる。男はケダモノって、まさにこのことで、顔の整った男達は、欲を刺激されたいやらしい目で、由貴ちゃんを見ていた。最初に動いたのは、掌。
「由貴、どうしたの?」
確信犯は、由貴ちゃんの耳すれすれに唇を寄せて、囁く。由貴ちゃんはひくひく震えて、うるうるした目で掌を見つめた。掌は辛抱堪らんって様子で、由貴ちゃんの唇を奪った。
「・・・!?しょう?」
由貴ちゃんが唇を開いたをいいことに、掌は舌を入れた。
「はふ、ちゅ、っ・・・」
ちゅくちゅくと音をさせる見せつけるようなディープキスに、志乃と宗一も動いた。




3頭の美しいケダモノによって、由貴ちゃんは瞬く間に裸に剥かれた。
「ど、して・・・?いゃあ・・・」
どう考えても異常な状況に、由貴ちゃんはぽろぽろと涙を流す。
「姫は、俺達を感じればいい」
「しの・・・?」
志乃が由貴ちゃんを後ろから抱きしめて、白い足を撫でた。膝裏に手を差し入れ、由貴ちゃんをM字に開脚させる。立ち上がり震える可愛い性器と、桃色のアナルがまる見え。
「ぁ、あっ、いやぁ」
掌と宗一が舌なめずりする。由貴ちゃんは身をよじり逃げようとしているけど、志乃は逃がさない。ぴちゃ、と志乃が由貴ちゃんの首筋を舐めた。
「ン、ゃ・・・」
可愛い・・・。由貴ちゃんはびくびくしてる。
「宗一、僕の鞄にローションとゴムあるから、取って」


「由貴のちんぽ、いやらしぅ脈打っとる・・・エッチやな・・・」
「いっちゃ、やぁ、ひにゃぁぁあっ、おちんちん、ぐちゅぐちゅしちゃ、らめえぇっ!」
宗一がローションでべとべとの手を横から伸ばして、由貴ちゃんを揉み込んでる。だめ、だめと泣きながらも、由貴ちゃんは志乃の手の拘束がなくなった足を自ら大きく広げていた。
「姫、こっちにも集中」
志乃がくりくりと由貴ちゃんの両方の乳首を潰す。
「ン、くふぅっはっ、にゃぅう・・・・・・ふぇ?やらぁぁあっ」
「イイとこ、見っけ」
アナルに指を入れていた掌が、笑った。




掌にアナル、志乃に乳首と首筋、宗一に性器を弄られて、由貴ちゃんは、何度も何度も性器から白濁を飛ばした。自分からもっとしてって、おねだりまで始めて、ケダモノ達が煽られてるのは間違いなかった。
「そろそろいいかな・・・。由貴の初めては僕が頂くよ」
掌が勃起した太く長い性器にコンドームを被せて、由貴ちゃんに挿入する。志乃と宗一は提案者には逆らえないみたい。
「きゃぅう・・・ぁ、はぁ、おっきぃの、しょぅの、おちんち・・・?」
「由貴の気持ちいいところ、いっぱい突いてあげる」
そう言って、掌は由貴ちゃんを揺すり始めた。
「ひぁぁああっ、しょう、しょぅ、ぼく、きもち、よぅ」
由貴ちゃんはとろんとして、掌に体を預けてる。志乃と宗一の瞳にあからさまな嫉妬の炎。
「はようイけや、掌」
宗一が由貴ちゃんの性器を擦り上げた。
「いやぁあんっ、いっちゃぅ、また、いっちゃうの、やらぁあんっ」
由貴ちゃんが射精した。
「くそ、うねる・・・っ由貴っ」
掌が由貴ちゃんに腰をぎゅっと押しつけて体を震わせた。
「ぁ・・・掌、あちゅいよぅ・・・」
コンドーム越しに感じるみたいで、由貴ちゃんは浅く息を吐いてとろけそうな顔。
「ふん、掌、早漏やなぁ」
「・・・はぁ、は・・・っ覚えておけよ、宗一・・・」
掌のあごを汗が伝う。
「姫、大丈夫か?」
志乃が由貴ちゃんを気遣う。服を乱していないのに、男の色気が匂いたってる。




志乃が由貴ちゃんのあごを取って、口づけた。
「ん、ちゅふ・・・んは、は、ちゅ、ぁ・・・しの・・・?」
「・・・宗一、姫に優しくしなかったら、お前の親父の会社、潰す」
「議員の息子は怖いなぁ」
すっかりペースを持ち直した掌が、ローションを手に垂らしながら笑う。由貴ちゃんの性器に触り始めた。
「はぁあぅ・・・」
「そんなん、言われんでも優しくするに決まっとるやろ。・・・由貴」
宗一が欲情してますってアピールするみたいな、甘くて低い声で、名前を呼んだ。


「そういち、そういち・・・っぁあん、しょこ、ぐりぐり、ひにゃうっ」
宗一が腰を回す。
「はっ・・・あかんて、由貴・・・なか、すご・・・っ」
「由貴は、男殺しの名器だね。・・・宗一、由貴は前を弄られると中をきゅんきゅんさせるんだけど」
掌がぐちゅぐちゅと由貴ちゃんの性器をなぶる。
「ぁ、ぁぁぁあっ」
「うぁっ、しまるっ、掌、やめやっ、これ以上は、良すぎ・・・っイってまうやろ・・・っ」
「さっきの仕返しだから。イけば?早漏」
掌が由貴ちゃんを撫でた。
「由貴、きもちいい?」
「ふぁぁ・・・っん、ん・・・」
涙を散らして頷く。
「は、にゃぁあ・・・そういち、おちんち、ぐぽぐぽしてぇ・・・っ」
何度かストロークして、宗一が果てる。由貴ちゃんはひくひく震えてぴぴっと精液を飛ばした。




「はぁ、は・・・しのも、おちんちん、かたくなってゆ・・・」
「は・・・姫が、いやらしいから」
由貴ちゃんがやわやわと、お尻を志乃の股間に擦りつけた。
「しの、しの、ちょうだぃ・・・」
「・・・っ、姫の体に無体なことはできない。初めてなのに、男3人は激し過ぎる」
愛おしむ声に、由貴ちゃんは眉を寄せた。
「しのは、してくれないの・・・?おちんちん、ゆきにごりゅごりゅ、してくれないの・・・?」
由貴ちゃんが熱に浮かされた顔で志乃を誘う。あたし、人間だったら鼻血出てる。
「志乃ばっかずるいなぁ」
「わいも言われてみたいわ・・・」
ぶつぶつ言う男二人を放って、志乃と由貴ちゃんは甘いエッチを始めた。



薬で淫乱になっていたといえ、激しいセックスの押収に、由貴ちゃんはお風呂で体を流された後、くったりしていた。あたし、ちょっと、罪悪感。一見和姦なあまーいエッチだったけど・・・実際は、レイプ。
「由貴、僕達の中から一人、選んで」
由貴ちゃんはまだエッチの余韻に震えながら、涙目で3人を見た。選ぶのかしら・・・?
「ぼく、えらばなきゃいけないの・・・?」
由貴ちゃんの言葉に、3人が逆に目を見開く。
「ぼく、みんなを、あきらめてたの。いつか、みんなかわいいかのじょが、できて・・・」
つぅっと由貴ちゃんの瞳から、涙が流れた。
「しょうも、そういちも、しのも・・・だいすきなの」



あたしは半分のまま、由貴ちゃんの家の戸棚に仕舞われた。3人とも、自分のテクニックで由貴ちゃんを愛したいんだって。

由貴ちゃんのいやらしい喘ぎ声が聞こえて来た。あたし、このままここで腐るのを待てばいいのかしら。・・・まぁ、それもいいか。

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